[Research] CMS リプレイスにあたって調査時に収集した情報
銀の弾丸はないので、要件に応じて選ぶモノです。
今回のプロジェクト(大規模サイト)では、オープンソース CMS へのリプレイスを検討されているそう。
関連情報やユースケースなどを memo.
Contents
商用 CMS
フォレスターリサーチによるCMS評価を元にしたこちらの記事が参考になりました。
「Drupal の Acquia」が「リーダー」です。
同じく Adobe Experience Manager の評価が高いですね。
良く耳にしていた気がする Oracle WebCenter に以前ほどの存在感がない事が意外でした。
オープンソース CMS
もろもろの調整を経て WordPress, Drupal, Movable Type(商用)が候補としてあがっているため、これらの製品について比較情報などを収集。
参考にさせて頂きました。
WordPress
ドキュメント
Drupal
機能
ドキュメント
チュートリアル
Movable Type
ドキュメント
プラグイン
リプレイスのポイント
要件を決める
「現状把握と課題の整理」を行い、「CMS で解決する範囲(要件)」を決めていく。
至極納得の手順。○○ CMS 導入ありきにならないように。
今のところリプレイスの目的に関して情報が少ないため、似たような参考事例を探す。
- ランニングコスト、保守契約時の必須条件であるCMSのバージョンアップ費用が高い。
- 担当部署レベルでもすぐに情報開示したい。
- エンタープライズ向けで高機能。
- カスタマイズ性を備えている。
など。
運用管理体制までを含めて検討する
運用管理体制は必須ですので、キチンと検討しておきましょう。
3大CMS(WordPress, Joomla, Drupal)は、いずれもここ3年のうちにCMS本体に重大な脆弱性が発見され、攻撃を受けているので、「どれも似たようなもので運用しだい」となるのか、「3大CMSはどれも駄目なので代案を探そう」になるのかは判断が難しいところ
— 徳丸 浩 (@ockeghem) April 5, 2017
選定基準を作成する
導入担当になった方々には、自社の要件をまとめた上で、下記などをアレンジした選定基準を作ってみる事をオススメします。
きっと社内稟議などでも必要ですよね。