[Server & Network General] さくらレンタルサーバの HTTPS 対応 with WordPress
SSL 証明書の取得と設定、Google、WordPress の設定。
手順が多いのでまとめておく。
Contents
SSL 証明書の取得と設定
ラピッド SSL を新規に申し込みます。
申込み
こちらから申込み。
コントロールパネルで CSR を作成する。
認証ファイルのアップロード
ドメイン所有の確認。
クレジット決済の場合、申込みから 30 分ほどでメールが到着。
認証ファイルをアップロードする。
- 会員メニューにログインし、「契約情報>サーバ証明書」、詳細画面より認証ファイルをダウンロード。
- ダウンロードした認証ファイルを、申請時に指定した FQDN (コモンネーム)配下にアップロード。
認証用ファイルが配置されたことを認証局が確認し、証明書が発行される。
メール連絡を待つ。
サーバ証明書・中間 CA 証明書の取得と設定
サーバ証明書を取得。
- 会員メニューにログインし、「契約情報>サーバ証明書」、詳細画面より SSL サーバ証明書(server.crt)をダウンロード。
中間 CA 証明書を取得。
- ジオトラスト SSL サーバ証明書を利用する場合、中間CA証明書のインストールが必要。
- 下記 URL より該当サービスの中間 CA 証明書を選択し、認証局のウェブサイトにて中間証明書を CA 証明書ファイルとして任意のファイル名(intermediate.crt)で保存。
下記を参考にコントロールパネルから設定する。
- 「SSL サーバ証明書」と「中間 CA 証明書」をサーバにインストール。
- 「ドメイン設定」の対象ドメイン「変更」をクリック、「SNI SSLを利用する」を有効化する。
WordPress
さくらのレンタルサーバの仕様に対応する設定が必要とのこと。
ありがとうございます。
さくらのレンタルサーバ対応
WordPress 設置時の .htaccess
と wp-config.php
に以下の設定を加えます。
さくらのレンタルサーバでHTTPS(SNI SSL)な独自ドメインのWordpressサイトを構築する際の注意点 – Qiita
<ifModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTP:X-Sakura-Forwarded-For} ^$
RewriteRule ^(.*)$ https://www.example.com/$1 [R=301,L]
</ifModule>
if( isset($_SERVER['HTTP_X_SAKURA_FORWARDED_FOR']) ) {
$_SERVER['HTTPS'] = 'on';
$_ENV['HTTPS'] = 'on';
$_SERVER['HTTP_HOST'] = 'www.example.com';
$_SERVER['SERVER_NAME'] = 'www.example.com';
$_ENV['HTTP_HOST'] = 'www.example.com';
$_ENV['SERVER_NAME'] = 'www.example.com';
}
管理画面
- 「設定>一般」の「WordPress アドレス (URL)」と「サイトアドレス (URL)」を
https
に書き換える。
SNS Count Cache プラグインも使っているので、設定を変更する。
- 「HTTPからHTTPSへのスキーム移行モード」を有効化する。
必要に応じて投稿内の絶対パス書き換え。
こちらで設定の必要性に気づけました。
ありがとうございます。
Search Console
Search Console の以下を設定。
- Google Search Console プロパティの追加(https://)
- XML サイトマップの追加
- Fetch as Google インデックスの送信
Google Analytics
Google アナリティクスの以下を設定。
- 「管理>プロパティ設定>デフォルトの URL」を
https
に変更。 - 「管理>プロパティ設定>Search Console」から、https サイトを紐付ける。
- 「管理>ビューの設定>ウェブサイトの URL」を
https
に変更。
以上で完了です。