[macOS General] クリーンインストールした Mavericks に iWork ’13 / iLife ’13 を無料アップデートできるルールがやっと理解できた
OS X Mavericks をクリーンインストールしたら、iPhoto や Keynote が入っていません。
ニュースなどの情報で「Mavericks を利用していればすべて無料」というように認識していましたが、実際は条件がありました。
Contents
iWork ’13 / iLife ’13 の構成を確認する
iWork / iLife は以下のアプリで構成されています。
iWork
iLife
- iPhoto
- iMovie
- GarageBand
iDVDiWeb
iDVD と iWeb がなくなりました。
最新機種は問題なし、それ以外は条件がある
まず、Mavericks 環境で販売されている最新機種は問題ありません。
それ以前に販売されていた機種では、下記のいずれかの条件を満たさなければなりません。
- Mac App Store から対象のアプリを購入した
- 対象アプリのメディア版を購入した
- 対象アプリがバンドルされていた(iLife のみ)
上記の条件をアプリのバージョンで示すと、アップデートには iWork ’09 / iLife ’11 が必要になります。
ただしつまずく箇所があるので、条件別に以下補足します。
GarageBand は例外
GarageBand は、条件なしに無料アップデートできるようです。
ちなみに iOS は?
なお、iOS は、2013年9月1日以降にアクティベートされたiOS 7搭載端末が対象のようです。
「Mavericks, iOS 7 にすれば、すべて無料」という訳ではなかったのですね。
ちょっと分かりづらい気もしますが、Apple としてはみなさん買い替えてね、といういつもの方針ですね。
Mac App Store から対象のアプリを購入した
履歴が残っているので、問題なくアップデートできるはずです。
自分の環境では合致するアプリがなかったので未確認ですが、アップデートができない場合は、次節以降の対処でなんとかなるはずです。
対象アプリのメディア版を購入した
Amazon にあるとおり、以前はパッケージが販売されていました。
インストールディスクからインストールし直した後、AppStore に接続するとアップデート可能になるようです。
私は iWork ’09 のメディア版を購入していたようです。
ローカルに購入済みのアプリがあれば認識してくれるかと思い、バックアップディスクからコピーしたところ、無料アップデートを無事完了できました。
英語環境に切り替えて AppStore に接続する
インストール後もアップデートが表示されない場合、英語環境に切り替えてから AppStore に接続すると表示されるそうです。
Apple サポートから案内される方法だとか。
対象アプリがバンドルされていた
iWork のバンドル版はないはずなので、iLife のみで起こりえる状況になります。
iLife は、長らくバンドルされた Mac が販売されていました。
そのためいろいろなバージョンがあり混乱していましたが、iLife ’11 のみが対象であることが分かりました。
私の MacBook Pro を調べたところ、バンドルされているのは iLife ’09 でした。
ちなみに、アプリのバージョンは、それぞれ以下のとおりでした。
- iMovie.app … 8.0.6
- iPhoto.app … 8.1.2
iPhoto v.8.1.2 は、Mavericks で動きません。
ということで、iMovie と iPhoto の最新版を使いたい場合は、それぞれ 1,500 円で購入する必要があるわけです。
というわけで今更ですが、サクッとまとまった情報が見つけられなかったのでメモっておきます。
補遺
Trial version をインストールする?
こんな方法を見つけたんですが、Google Drive にファイルをおいてあるよう。
怖いし、ライセンス的に問題がありそうなのでやってません。